2008/02/21

CLとセリエA第21~23節

久々の更新です♪
今朝、今年の欧州王者を決めるUEFAチャンピオンズリーグ(以下CL)07-08の
決勝トーナメント1回戦1stレグが行われました!

アーセナル 0-0 ミラン

Adebayor ミランは敵地ロンドンに乗り込んでアーセナルと対戦。現在イングランド・プレミアリーグで単独首位を走るアーセナルの攻撃は非常に多彩で強力。ミランは圧倒的に自陣に縛り付けられるも、猛攻を凌いで辛くも無失点で試合を終えた。
アーセナルFWアデバヨールはドログバと同等かそれ以上の実力を秘めている。速い・強い・高い・巧い。何度もミランのゴールを脅かした。ミランは3月4日にアーセナルをミラノに迎えて2ndレグを行う。ミランの勝ち抜け条件は勝利のみ。0-0なら延長戦でそれ以外の引き分けはすべて敗退となる(アウェーゴール方式)。ホームでのCLでは絶大な安定感を誇るミランであるが、1つでも失点を許すと苦しくなる。ガッリアーニ副会長は「勝ち抜けの可能性はいまだ50%だ」と語っている。

Patosesk パト・カカが揃って復帰。パトは4-3-2-1の1トップを担い、ピッチを駆け回って奮闘。存在感は放っていたものの、終盤に足をつってジラルディーノと交代。
カカは相手CHのフラミニに完璧に押さえ込まれた。まだまだ万全のコンディションではなさそうだ。
ミランの主将マルディーニはその絶大な存在感でゴール前に立ちはだかった。ネスタが負傷退場した後、LSBからCBに移動して、ネスタが抜けて一気に攻め込まれたところを凌ぎきった。

以下からはイタリア・セリエAでのミランの戦いぶりを

レビューしておきます!

調子はまずまずですが

あと一歩が出ずに3ポイント差で5位にとどまっています!

レッジーナ 0-1 ミラン 第15節

Rejina 延期になっていた15節をミッドウィークで行ったが、放送がなかったので詳細は割愛。18分にピルロのクロスに巧くあわせたジラルディーノが先制ゴールをあげ、それを守りきった。

フィオレンティーナ 0-1 ミラン 第21節

Fio 来季のCL出場権を得られる「4位以上」の椅子をかけた直接対決。フィオレンティーナは好調でムトゥを中心に多彩な攻撃を仕掛け、ミランはなかなか攻勢に打って出れない。しかし業を煮やしたアンチェロッティがパトを投入するとわずか数分後に、ジラルディーノ→ピルロ→カカ→パトと美しく繋いでパトが巧く体を使い、値千金の決勝ゴールをあげた。これで4位のフィオレンティーナと5位ミランの勝ち点差は4に縮まった。しかしこの試合でパトが捻挫で離脱。

ミラン 1-0 シエナ 第22節

Siena ミランはもう1人の18才、アルベルト・パロスキがデビュー。投入後20秒でデビューを飾る見事な決勝点をあげ、ミラニスタのハートを掴んだ。全体的に硬直した内容であったが、セードルフの感性豊かなフライスルーからの一撃だった。パロスキはインザーギを師匠にしているそうで、インザーギも「将来パロスキになら9番をあげてもいい」と、師匠も弟子を気に入っている。ミランは4連勝で今節引き分けた4位・フィオレンティーナと2ポイント差まで詰め寄った。

ミラン 1-1 リボルノ 第16節

Ronarud最後の延期分であった16節が行われた。ここ4試合無失点を貫いてきた堅守ミランであったが、ビューティフルゴールで先制を許してしまう。ガチガチにゴール前を固めてきたリボルノに対しミランは解決策を見出せない。この日スタメンを飾った新星パロスキもジラルディーノも期待にこたえられず、後半にそれぞれインザーギ、ロナウドと同時交代に踏み切ったアンチェロッティ監督。
 しかし悲劇はその後すぐに訪れた。ロナウドがFKからの競り合い時に自らの体重を膝にかけてしまい、左膝の膝蓋腱断裂で全治9ヶ月の重症を負った。選手生命にも関わる大惨事となった。なお、インテル在席時にロナウドは右ひざに同様の怪我を負い、1年間の長期離脱を経験している。なお、試合はその際に相手DFがハンドを犯したため、PKを獲得。これをピルロが決めてなんとかドローに持ち込んだ。 4位とは1ポイント差。

パルマ 0-0 ミラン 第23節

Parma CLを控えての一戦であったが、スコアレスドローに終わり、またも4位フィオレンティーナを捕まえられず。それどころか再び3ポイント差に広げられてしまった。カカが怪我から復帰したものの本調子とは遠かったようだ。なお、この試合でジーダが負傷。CL招集メンバーからはずれた。

まずは、今週末の24節パレルモ戦!

前回は敗戦を喫しているのでここで借りを返してほしい!

FORZA!MILAN!

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